2月になりました。既に5日ですがっ
早いですね~
毎月言っています
昨日は、娘の誕生日でした。
20歳です。
先月、成人式でお祝いをしたので
特に何も考えていなかったのですが
前日に娘から
『私の誕生日は何をしてくれるん?』
と。。。。。
祝ってくれ~~~~とおっしゃるので
4日は早く帰るんかなぁ~?
と尋ねると
『うん、帰るよ~』
と言うので、
昨日は、ちょっとだけご馳走にしてあげようかと
帰宅してからバタバタ準備をしたのですが
主役の娘は7時を過ぎても帰って来ない。。。
その他は、次々と帰宅してきたので
主役不在のまま夕ご飯を食べ
誕生日ケーキの製作へ
これまた主役不在です。。。
長男&次男に食べたいのなら手伝え~~~~と
お手伝いをお願いし(強制だね)
無事完成です。
次男の誕生日の時にイチゴが少なかったので
今回は、少し多めにしました♪
チョコレートを大きいボトルのまま字にするという
大胆な業でしたが
なんとか字になりました
これまた、A4サイズの超デカケーキですよ。
手づくり感満載ですが
と言った所で
主役の娘が帰宅です。
私達は、デザートタイムとなっていたので
娘より先に頂きました
成人式が先にやってくるので
20歳といってもあまり特別に感じない誕生日でしたが
無事に20年、ありがとう
大きくなったなぁ~って改めて思いました。
そして今朝は、最後のお弁当を作りました。
高校3年生の次男君
本日でお弁当が最後でございます。
明後日からは仮卒です。
これまで、弟のお弁当のついでに作って貰っていた上2人です。
さてさて、明日からのお昼はどうするのでしょうねぇ~
次男のお弁当がなくなったら作らないからね~と言い続けてきたので
今日を最後に、お弁当作り卒業させていただきます
しかし・・・長かった~
そんな真面目に作っていた母ではありませんが
楽ではないですよね。。。
お母さんって本当に大変です。
1つ1つ、子どもの成長と共に卒業して行かなきゃね~
と思う今日この頃です。
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MIMI -ミミと美海と滝さんについて-
第二話
若く見えるが話し方がずいぶん落ち着いている。
やはり二十代ではない。
耳障りの良い声でさらりと話す。
大きな声ではないのにしっかり耳に入ってくる。
明らかに、寝起きです。
と主張する髪型はとりあえず置いといて、
雰囲気や見た目からして全くモテないわけではなさそうだ。
37歳まで独身でいるなんて不思議だな、なんて余計なお世話な事を考えた。
家政婦を雇うより奥さんが一人いた方がいいように思うが、人それぞれか。
「少し仕事の説明をするね。
内容は家事全般。掃除洗濯それから食事の用意。
くらいかな、
休憩は好きな時に好きなだけとってくれてかまわないよ。
でも仕事はしてね。
休みは僕の休みと一緒の日曜、祝日にしてもらっていいかな? ありがとう。
他にも必要な時は相談してくれたらいい。
僕はいつも7時くらいに家を出て、夜は10時くらいに帰ってくる。
日によって違うけど、大抵そのくらい。
朝はお味噌汁だけ用意しておいてくれたらいい、
お昼はいらない、夜は何でもいいよ。
出掛けたりしていらない時は連絡するから。
あとは・・・僕、サラリーマンだから、
毎日Yシャツにアイロンをかけておいて欲しい。できる?」
「まぁ、一応出来ます」
彼は少し笑って、うん、とうなずいた。
じゃぁ敷地を案内するね。そう言って家の外に出た。
あれ? 庭の案内をしてくれるのかな? と思いながら後に続いた。
表札に「滝」と書かれた120センチくらいの背の低い門を入ってすぐの所、
木造平屋2LDK(風呂トイレ別付)の、古民家というより
古いモデルハウスのような小さいけれど立派な家があり、
面接のために通されたのはその家のリビングだった。
家の周囲にはぐるっと楓の木が植わっていて、奥に行くと桜の木もあるようだ。
敷地の割に小さな家だなとは思っていたのだが、滝氏の次の言葉には少し驚いた。
「ここは僕の書斎、奥に自宅がある。少し歩くよ。」
そう言う事か。
それは奥さんがいたとしても家政婦が必要だ。
「書斎は一週間に一度ほど掃除してくれたら十分。
風呂はまず使わないし、トイレとキッチンを主にお願いしたい。
料理はしないけどここで食べたり飲んだりはするからね。
北側にある本棚の部屋は何もしなくていいよ」
二分ほど歩くと桜の木の向こうに
洒落たコンクリート打ちっぱなしの三階建てのビルが建っていた。
三階建て、とは言っても一階は車の駐車スペースになっていて四台は停められるそうだ。
今はきちんとシャッターが降りている。
きっと高級な外車が四台入っているだろうと思っていたが、
自分の車が一台あるだけで、後は来客用なんだとか。
車には特にキョウミが無いようで、持っている一台の車も、
猫も杓子も持っていると言えるほど道に出れば見ない事が無い、
国内メーカー(しかも色は、白)のハイブリッドカーだった。
「僕の生活スペースは二階だけ。
三階は三部屋あって、それぞれ客室になってる。
来客のある時だけ用意と片付けをしてくれたら良いよ」
住み込むのであればその内の一部屋を好きに使って良いという事だった。
驚く事に、三部屋それぞれにユニットバスまで付いていた。
もちろん鍵も。
滝氏の住居スペースの二階は、南側に広いテラスがあり
こじんまりとした2LDKの造りで二つの部屋の間にウォークインクローゼットがあった。
書斎には、古いけれどもとても良い家具が心地良さそうに置かれていて、
そのイメージから考えると、
自宅のインテリアにはもっとこだわりがありそうだと思っていた。
モダンなコンクリートの外観に合わせて、
スマートで華やかな北欧デザイン・インテリア。のような・・・
実際は、床に無地の簡単なラグ。
その上にベージュのソファーと木製のテーブル。
白の三段ボックスを横に置いて、その上に40インチほどのテレビ。
リビングにはそれだけ。
ダイニングキッチンには楕円形の食事用テーブル、チェアーセットが一組。
冷蔵庫を始め調理器具はそれなりにそろっていたが、
最近使われたらしいのはポットと湯呑みくらいのようで、
食器も道具もきちんと仕舞い込まれてまるで眠っているようだ。
「あとここは僕の寝室。
まぁ週に一回軽く掃除をしてくれたらいいから」
窓側に本棚と机。
机の上にはノートパソコン(最新らしくめっちゃ薄い)とプリンタが置いてあり、
その横には書類らしき紙や本、ファイルが重なっている。
本棚にセミダブルのベッド。シーツ一つをとっても特徴は無い。
その他、彼の私物がそれなりに置いてあったが、
広さの割に物が少なく、散らかっているという印象はない。
シンプル、と言えば聞こえは良いが・・・
「申し訳ないんだけど」
そう言って案内されたのは、トイレとバスルーム。
まぁ正直、キレイとは言えない状態だった。
窓はあるのに久しく開けられていないようで、
換気扇を回すだけではとれない、
ほこりっぽさに湿気の混じった不快な空気が漂っていた。
広い浴槽も長く使われていない様子。
トイレのタンクや洗面台にはホコリが溜まり、
もちろん、洗濯物も溜まっている。
「本当は毎日お湯に浸かりたいんだけど」
「毎日お風呂を沸かすと水道光熱費は結構あがりますけど、
それでも良ければ毎日沸かしておきます」
明らかにお金持ちな人に向かって言う事じゃ無いな。と言ってから後悔した。
「そうなの?じゃぁ美海さんもここのお風呂を使うと良いよね。
一人で使うならもったいないけど、二人で使うなら悪く無いよね」
「・・・?」 ・・・え?
自分一人が使うのに水道光熱費が上がるのはもったいないが、
他にも誰か使う人がいれば、まぁいいか。と思える、と?
えぇぇぇ、ナニその旅は道連れ的な発想は。
と思ったが、もちろん言わず、
「それは住み込みの場合は、ということですか?」
という質問をした。
「え?住まないの?」
滝氏は驚いた。
えぇ、いやいやその反応に私が驚きますよ。と思いつつ
「いや、住む場合の条件とかも聞いてからでないと決められません」
「条件?」
「家賃や光熱費について・・・とか」
「あぁ・・・」
住み込む場合のそういった事についてはよく考えていなかったようだ。
「あと何かルールのような事があれば」
「ルール・・・ね、それはこれから一緒に考えよう。
水道光熱費込みで三万でどうだろう。あ、食費も入れて、三万五千。
車も自由に使って?もちろん燃料費は僕が、いつでも言って?
どう?良いと思うよ。」
「私の食費を滝さんが半分出してくれるという事ですか?
アイスとかケーキとかも?」それとも・・・
「アイスやケーキを買う時は僕の分も一緒に買って来てくれる?」
「あぁ、はい。え、いやそれは例えの話です。じゃなくて・・・」
「わかってるよ。食べる物は一緒でいいんじゃないかなっていう提案だよ」
自分の分を別で作るのは大変だと思うしね。
滝氏はそう付け足した。
三万五千円でおやつ代まで出してくれるなんて、住まない訳にはいきませんね。
という心の声が聞こえたかのようなタイミングで滝氏は言った。
「決まりかな」
滝氏はわらった。
その笑顔がなんだか勝ち誇っているように見えてなんだか悔しかったが、
おやつ代の誘惑には勝てなかった。
~つづく~
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[1回]
詩多音、6回目の1月
自由な時間の多い1月でした
自由な時間とは。。。。
はいっ
お暇だったと言う事でございます
どうしたものか・・・
悩んでも仕方がないってのもありますが
詩多音がのんびりでも~私は忙しくて
いいのか悪いのか、この自由時間を利用して
27年度の準備をさせていただいています。
正確には、『心 色~ココカラ~』の準備なのですが
しっかり準備しないと前に進めない性格なので
多忙なメンバー2人の代わりに
私1人で進められる事をドタバタと、やっております。
27年度は、沢山のイベント(心 色~ココカラ~で)を行う予定です。
その為の申請をまたまた準備していまして。。。
数字と睨めっこの毎日ですが
昨日は、詩多音店休日。
県立図書館のボランティア説明会へ行ってきました。
子どもに絵本を読むボランティアの説明会に参加し
申し込みをしてきました。
抽選・選考がありなので無事に通ればですが、
来年度から県図書でちびっこに絵本を読むことができるようになります。
これ、おはなし会じゃないので
個別に読んであげる事が出来るんです。
最高ですよね~
どうか選ばれますように
そんな、わくわくした時間を過ごし
そのまま 児童書&絵本のコーナーへ
ちょっと立ち寄るつもりが。。。一時間半も
静かで明るくて所々に小さなイスがあって
多分子供用のイスなのですが、私はそれに座って何冊か読んで
心地いい時間を過ごしました。
そして、絵本を10冊借りて帰ることに
読みたいなぁ~って絵本はすぐ10冊になってしまします。
借りられるのがね1人10冊までなの~
返却に行ったら、また新しく借りられるので
新たな楽しみも出来ました♪
絵本って本当に沢山ありますよね。
詩多音に置いてある絵本なんてほんのちょっとですよ。
もっともっと絵本を読んで色んなお話を知りたいなぁっと思いました。
そして、県図書の帰りに
お休みのお楽しみ♪
BOOK OFFへ
またまた絵本を物色です
今回、連れて帰った仲間をご紹介しますね~
私の大好きな たかどのほうこさんのまあちゃんシリーズの1冊
『まあちゃんのすてきなエプロン』
五味太郎さんお
『言葉図鑑②と⑥』
が仲間入りです。
おはなし(絵本)の世界って
頭をスッキリ・リフレッシュしてくれますよ。
皆さんも、忙しい時こそ絵本を読んでみて下さいね。
絵本えほんずくしの楽しい休日を過ごしました。
2月は詩多音が忙しくなりますように
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[0回]
MIMI -ミミと美海と滝さんについて-
第一話
「じゃあ、美海さん今日からよろしく」
目の前の男性はそう言った。
間違いなく、そう言った。
「えっ」
と、少し戸惑ったが流れにまかせる事にした。
そういう訳でその日から私は彼の家政婦になったのだ。
家政婦募集の張り紙を発見したのは、その日、を溯ること三日前の事だ。
ちょうど5年ほど勤めたインテリアショップを辞めて
一ヶ月ほどぼんやりと過ごしそろそろ何か次の仕事を探そうか
と思っている時の事だった。
海に行った帰り道、たまたま通った住宅街で見つけた、家政婦募集のはり紙。
家政婦か・・・考えた事も無い職業だなとは思いつつ
昔読んだ家政婦が主人公の小説を思い出した。
悪く無いかも。
根拠は無く、特に深くも考えず、
*家政婦募集*
月収 20~25万円
休み 週1日(他、応相談)
住み込み可
連絡先 滝漣太朗
xxx-xxxx-2789
一見、良すぎる月収に、十分怪しさは滲み出ていた(今思うと)のだが、
家政婦ってそういうものなんだろうと安易に思ってしまったのだ。
知らない。とは怖い事である。
ちゃんとした家政婦派遣会社などの求人であったなら
会社名が明記してあっただろうし、
きっと時給や日給で表記され、
研修有りだとか必要な資格だとか書いてあるはずだ。
きちんとしたお屋敷の家政婦であればはり紙で募集はしないだろう。
だいたい、住み込み可、って何だ。
個室寮有り、なら旅館などの募集でよく見かけるが。
気楽にも、あ、住めるんだラッキー。
今のとこより家賃安かったら移ろうかな。なんてその時は思った。
あともう一つだけ文句を言わせて欲しい。
連絡先の名前。
(漣が読めなくて滝ナニ太朗だろう?と思っていた)
この名前を見て私はすっかり勝手におじいちゃんだと思ってしまったのだ。
なので迷わず電話をして、面接に至ったと。
(あぁ、電話の声で気付くべきだった。)
そして面接当日、出て来たのはまだ若い(一見)男の人だった。
「名前は滝漣太朗(タキレンタロウ)年は37歳、この家の住人は僕一人。
ネコ好き? そう、良かった。
野良なんだけど庭に住み着いてて、たまに餌あげてやってね」
まぁ、37といわれれば37。
でも29といわれても29に見えなくも無い。
独身だからか若く見えるな、という第一印象。
どちらにしてもおじいちゃんだとばかり思っていた私としては、
ダマされた!
休み時間にはおじいちゃんと縁側でのんびりお茶をするはずだったのに。
と勝手におじいちゃんだと思い込んでいたくせに心の中でブーブー文句を言った。
だいたい、何だそのタキレンタロウって音楽家みたいな名前は。
笑ってやりたかったが心の中でやめておいた。
「町田・・・みうみさん?」
「あ、いえ、ミミです。町田美海です」
「へぇ、奇遇だね。庭に住み着いてるネコもミミっていうんだ。
人懐っこい方ではないけど、まぁ仲良くしてあげて」
「あ、はいわかりました」
ええー・・・ネコと同じ名前。
この名前だとよくあることだけど、私はネコじゃない。
けどきっと今、彼の中で私とネコのミミは同じ引き出しの中に入った。
~つづく~
http://
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