『おなべおなべにえたかな?』
作・こいでやすこ
気持ちのいい春の日に
きつねのきっこは、たんぽぽを摘んで
山の向こうのおおばあちゃんの所へ遊びに行きます。
途中で、いたちの ちいとにいと会い
きっこに付いてきました。
おおばあちゃんはスープをコトコト煮て待っていました。
そこへからすが
「助けて下さい。子がらすの喉に骨が刺さって取れません。」
おおばあちゃんは、何でも治せる山のお医者さんです。
「スープのばんをしておいておくれ」
と言って出掛けます。
三人でお鍋の番です。
このお鍋、お話ができます。
「おなべおなべにえたかな?」
と言うと
「コト コト コト 煮えたかどうだか食べてみよう コト」
っと返事をします。
なんだか懐かしい遊びを思い出しますね!
あ~ぶくたった煮えたたった♪
煮えたかどうだか食べてみよう♪♪♪
ムシャムシャムシャ
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